【ほんの少し成長】並び替えなんて怖くない！

またまたJLPTの問題の話です。

並び替えの問題の話です。

N4なら文法事項でくっつけていけば並びはさほど難しくないのですが

N2の並び替えは難儀です。

すごく、短いワードを並び替えるバージョンと

すごく長い文を並び替えるバージョンとあります。

まずは短いワード。これは強敵です。

文法事項を知っていないと並べ替えることができません。

「並べ替えて読んでいるうちになんとか意味が通る」という技が使えません。

強調表現が多いもんだからなくても意味がすんなり通じて、

あれ？一個余っちゃったけど、どこにいれるの？

純粋に入れる場所がわからない場合もありますが

通じたけれども、それ自体が間違っている時もあります。

なので、他の並び方がないかも確認しなければいけません。

そして比較的長い文を並び替える問題。

これは文自体が長いもんだから考えているうちに

頭が大渋滞をおこします。

そして思考停止・・・・

そうならないためにも、まずはこの文は全体として何が言いたいかを

掴みます。

言いたいことに近づけていく作業になります。

比較だったり、時間的前後だったり、長い長い連体修飾だったり

関係は様々。

でも、きちんと並び替えられた時は一点の曇りもなく

意味がわかる文章が完成します。

そりゃそうだ。

授業では、ヒント1、2、3と段階的に提示して

文法事項を押さえます。

そして、グループワークへ。

すると、各グループではきんと正解に辿り着くことができました。

実は前回、大失敗したので

学生からしたら、あら、今日の先生はいくらかマシになったわねという

感じだったと思います。

次からは並び替えに仕掛けられた罠を素早く見破ることが

できるようになりたいと思います。