日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】並び替えの問題

N4の模擬試験の並び替えを、小学3年生のこどもにやらせてみた。

学校のテストとは全然違う聞かれ方に

喜んで楽しく解いていた。

そして、全問正解。

 

どうやって、並び替えたの?

うんとね〜 これの後にはこれがくるから

で、その後、こっちかなあ、こっちかなあって

両方やってダメなのがわかるから〜

それで並び替えた。

 

はい、これ、私が以前の授業でやった解説に近いものがあります。

完全なる母語話者の感覚で 並べていく感じです。

 

一応、まずはじめにつなげられる場所を一つ見つけます。

そして、あとの二つを前後につけていきます。

何度か読んでみて、自然だなあという順番に並べます。

 

これ、ちなみにYouTubeで並び替えの解説をしていた人が

言っていたことをベースにしました。

今考えると、明らかに稚拙でした。

並べて自然、並べて意味が通る、こんなの母語話者の感覚なんです。

すくなくとも N4ではこの感覚は通用しません。

 

とにもかくにも、文法です。

この問題をしてみると、ああ、先生が言っていたやつは

こういうことだったのかあ。と思うはず。

逆を言えば、教師はJLPTでどんな風に問題として取り上げられるかを

認識した上で授業にも取り入れておかないといけないと思いました。

 

もう、学生以上に、JLPTの問題やっちゃうぞ!

の勢いです。