日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】ティーチャートーク

今、N4のクラスとN2のクラスを担当しています。

まあ、一応話し方は違いをつけている”つもり”

N2は何言っても大丈夫かな。

N4は・・・あんまり難しいこと言わない。

この程度の認識でした。

 

今日はN4のクラスでJLPT 文字・語彙の授業。

今週末がJLPTの試験ということで、テンポよく

語彙を再確認、更に語彙を少し広げて

少しでも当日得点できるようにとがんばったわけです。

 

しかし、このテンポよくが失敗だったんじゃないかと

思う瞬間が訪れます。

 

その後、聴解の模擬試験もやったのですが

その音源の話し方が、まあびっくりするほどゆっくり。

ええ??そんなにゆっくり??

以前、N2の授業チェックで、

「N2を目指すクラスなのに話すスピードが遅すぎます。

聴解の音源を聞いてよく勉強してください」と指導されました。

 

今回はその逆だったなあと反省するわけです。

テンポよくと、速く話すは別物。

 

授業をテンポよく進めるとは、要点を絞って

覚えるべきところを際立たせる。

再確認で記憶を定着。

学生の頭の中は結構大忙しです。

だから沈黙を恐れず、沈黙を私の話で埋めず

進めていくべきなのかもしれない。

 

授業の空気が重かったのは私の早口に

学生がついて来れなかったんだと思う。

 

よし、次からは沈黙を恐れない、

学生の頭の中は大忙しで記憶の整理をしていると信じて待つことにしよう。

そうだ、学生を信じる。

愛をもって待つ。

次回やってみます。