日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【オンライン授業】声に笑顔を

JLPTも終わりほっと一息ついて

さあ、これからは”使う日本語だよ〜〜〜”

ってことで、実際に日本で働く時に必要な日本語を

勉強していきます。

 

まずは「気持ちのよいあいさつ」ってどんなあいさつ?

グループに分かれて気持ちのよいあいさつの練習をします。

そして、あいさつされた人は感想を言います。

 

「恥ずかしいなんて言ってる場合じゃありませんよ!」

↑(ティーチャートーク的に完全にNG 通じてないと自覚)

まずは私が画面越しだろうが、1人だろうが気にせず

120%気持ちのよいあいさつをしてから発表してもらいます。

 

先生がJLPTの時とは全然違うぞと思ってくれたのか

みんな生き生きとしたあいさつをしてくれました。

いつもボソボソしゃべっていた子も

びっくりするほど元気なあいさつをしてくれました。

 

「あーーー気持ちがいい」「元気がでた!」

「なんだか嬉しいですです」

素直に感想を言ってしまいました。

 

そしてそのあとテキストを読んで気持ちのよいあいさつで大切なのは

「笑顔」と「相手の目を見ること」と理解します。

 

だから、わたしはいつもカメラをつけてね、顔を見せてねって

言ってたんだよ!!

だから、この勉強の時は必ずカメラをつけて私の目を見てください!

この勉強は自分のためにする勉強。

先生のためにするんじゃないんですよ!!

 

職場で使う各種挨拶を練習し、会話の練習もして

その日の授業は終わりました。

いつも通り挨拶をし、終了。

みんなが「ありがとうございました〜」とか「さようなら〜」

と言って去っていくのですが

心なしかその声がいつもより明るく

声に笑顔がありました。

 

みんな若くて元気な学生さんなんだから

これが本当の姿なんですよね。

この元気な笑顔の日本語を話せるようにサポートしていかなければと

改めて思う1日でした。