日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっと考えたこと】学生が食べたもの:日本人の食生活は豊かなのだろうか

夏休みに食べておいしかったものは?という質問をした話は以前にしましたが

その回答についてちょっと振り返ります。

 

__ 学生、焼肉が大好き __

あるクラスは、焼肉がおいしかったと言う人が7割くらいいたんですよ。

お店で食べたり、家で食べたり

写真見せてもらいましたが、結構豪勢に焼肉を楽しんでいます。

え?なんか学生さんお金持ってる??

中にはカニも焼きましたなんて豪華な人もいて、楽しんでるねえ〜〜と

羨ましくなりました。

 

__ 留学生女子、果物大好き __

あるクラスは、女子が多いこともあってクラスの大半が

果物でした。スイカ、なし、桃、いちご

果物を食べるって手間もかかるし、お金もかかるんですよね。

 

そこで思い出す話があります。

友達が嫁に行く前に父親に言われた言葉です。

「食後に果物を用意してやれるくらいの余裕を持て」

深い!すごく印象に残って私はその会ったこともないオヤジの

言いつけを守って、意識して、いや、ちょっと頑張って果物を食べるようにしています。

だからこそ、学生さんの果物食べてる発言に、なんだか潤いを感じました。

 

__ 自炊の自分の料理がおいしい! __

「自分で作ったベトナム料理が美味しかったです」

「この料理が美味しくて毎日作ってお弁当に持って行きました」

これ心に沁みます。

日本の主婦に流れる「料理が上手じゃなくてごめんなさい」

「手抜き料理でごめんなさい」

「レパートリーが少なくてごめんなさい」なんて罪悪感は必要ないんですよ。

堂々と同じものを作って、堂々とおいしと言って幸せを感じる。

素敵だなあと思いました。

 

今日の私は主婦として感じるモヤモヤが前面に出てしまいましたが

学生に、生活を豊かにするのは自分の心が大切だということを

教えてもらった気がしました。

ありがとう!