【オンライン授業】レベルアップの瞬間:その瞬間を見逃すな!
いや、そんな瞬間的にレベルアップするわけありませんが
ああ、あれはもしやレベルアップしていたのかという
気づきがありました。
いつものように授業がはじまって
声を出したり、ディクテーションをしたり、テストをしたり
忙しく授業が進みます。
なんだか今日は元気がないなあ。
問いかけても反応が悪い、いや、少ない?
授業に集中していない?
途中で楽しげな雑談をいれても、効果はそんなにないし・・・
__ ああ、今日の文法難しいのに __
さあ、いよいよ文法の授業です。
今日は上手にお願いするという内容でした。
「教えてください」は初級の言い方。
みんなはもう初中級だから違いますよ。
「よく分からなかったので、教えていただけませんか?」
理由をつけて、丁寧にお願いするというものです。
〜てくれませんか
〜ていただけませんか
〜ていただけないでしょうか
を使ってお願いしていきます。
__ こりゃダメだな __
丁寧にお願いしましょうという練習問題をやりましたが
いまいちの反応。
こりゃダメだと思って、グループで相談させることにしました。
そしてブレイクアウトルームを回ってみると
なんか活発に話し合って、上手に言ってるではありませんか!
__ ええ?そんなにできるの?? __
理由を言ってから丁寧にお願いする。
ちょっと難易度があがりますが、これもなんとかできるレベルでした。
うまく口に出ないけど、絞り出せば大丈夫の状態。
自信持って!
__ 会話練習でいきいきと話す __
さあ、それじゃ会話練習いきますよ〜〜
今度は2人ひと組で練習です。
職場で先輩に質問をするという内容でしたが
先輩は先輩らしく
後輩は後輩らしく上手に会話をしていました。
すぐに職場で使えそうな雰囲気をまとっています。
反応が薄いのは わからない時と考えがちですが
実は ちょっと余裕を感じて心が旅にでている可能性もあります。
そこを見極めて +N の内容を出していかないといけないんだなと
反省しました。
やっぱり基本は学生を信じる ですね。
反省反省。