【オンライン授業】画面の向こうで何する人ぞ:授業にメリハリを
オンライン授業あるあるですが
最初はちゃんと目の前にスマホだかパソコンだかを置いて
自分を写して授業を受けていた学生も
いつの間にかおでこだけになり、こちらからは眉毛の動きでどんな様子かを
推測するなんて感じになります。
そしてしまいには天井しか写ってないなんてことになります。
もう、照明器具と天井の感じで誰の画面かわかるようにさえなります。
画面の向こうの学生がちゃんと授業を受けているのか
常に懐疑的なもんだから、いろんな人をどんどん当てて
緊張感を持続させるようにしていました。
けれども、こんなセリフを言っている先生がいました
「◯◯さん、発表してください。他の人はちょっとお休みです」
「お水飲んでください」も言ってました。素敵!!
わーーーお!!
そうですよね、ちょっと休みますよね。ちゃんと聞いててくださいと言うのが
いいかもしれないけど、ちょっと休んでてください。って
すごくいいなあと思ったんです。
__ メリハリ大事! __
休んでてくださいで、本当に休むも、人の発表を聞くも
もはや本人のやる気次第。
ならば、もうメリハリつけて3時間近くのオンライン授業をやった方が
いいんじゃないかって思えてきたんです。
__ マイクオフで練習してください! __
みんなの声が聞こえてこそ教師は安心するものですが
ここは勇気を出して、「マイクをオフにして聞いて練習してください」
これ、やってみるといいなあと思いました。
マイクオフにして練習したからにはその後、その成果を発表してもらうのも忘れずに。
__ 30秒考えてください! __
オンライン授業は質問してから発話までの間が
・言いたいことがここまで出てるけどうまく言えないのか
・う〜〜〜ん、う〜〜〜〜んと捻り出しているのか
・はたまた、まったくわからないから先生が諦めるのを待っているのか
・さらにひどいのはスマホで検索しているのか
まったくわかりません。学生を信じて待つのがかなり困難な状況です。
だからこそ、30秒で考えてくださいの後、質問して
すぐに返って来なかったら次に行くをやっています。
日常生活で30秒待ってくれる気の長い人はなかなかいないですが・・・
__ せーの __
これ、意外に盛り上がります。
日本人はせーのをよく使うので、ちゃんと覚えてもらいたいという気持ちもあります。
重たい荷物を2人で運ぶ時に「せーの」って言われて
タイミングずれたら悲劇ですからね。
「マイクオンにして、はい答えはどちらですか?せーの」
超バラバラの答えが返ってきた方が面白いです。
声を揃えて合っているような質問じゃおもしろくありません。
どっちがメリで、どっちがハリだかわからんが
色んなアイデアを駆使して、オンライン授業でも
そこそこできることを見つけていかないとね。