日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】聞き返された時の対処法を教え忘れる

またまた「〜にとって」の授業での出来事。

ちょっとだけ応用して

「誰にとっても大切なのは◯◯です」を考えてもらいました。

 

「誰にとっても大切なのは&%#*です」

 

私「え?」

学生「&%#*」

私「ん?&・・・・?」最初の音だけなんとなく真似する

学生「(小さな声で)&%#*・・」

こんなのを2-3度繰り返すと周りの学生が大体助けてくれて

私「ああ両親ね」 となります。

 

(いつも思うんですが留学生は両親、家族をとても大切に思っていて

 感動させられます)

 

このやり取りで、私はやっぱり耳が悪いのかなあ

日本語教師に向いてないのかなあと落ち込んで帰路に着きます。

そして、家に帰ってからそれは違うと気がつきます(遅い!)

学生が働いているのは介護施設、私なんかよりはるかに耳の遠い

方を相手にしているわけで、そういう方を相手に

どう話していくかを教えなくてはいけなかった!

 

別のクラスでチャンスが訪れました。

また私が聞き取れなくて四苦八苦して、なんとか答えに辿り着いた後

「相手が自分の言っていることをわかってくれない時どうする?」

聞いてみました。

一番だめなのはだんだん小さい声になって、最後諦める。

みんな経験があるのか、苦笑い。

 

で、導き出した答えがこちら

大きな声ではっきり言う

言い方(アクセント)を変えてみる、ゆっくり言ってみる

他の言葉で説明してみる

単語だけだとわかりにくいから文で言ってみる。

最終、書く。いや、今の子だったらスマホかな。

 

相手だってわかりたくて聞き直しているからこちらも

手を替え品を替えどうにか通じさせなければいけません。

ぜひ、怖がらずにやって欲しいものです。

 

最後におまけの私の経験談

中国語あるあるかもしれませんが

自分の発音が聞き取ってもらえず、少しオーバーに言って

やっと通じて「ああ、◯◯ね」って言われた◯◯が私の

発音と何一つ変わらない、まったく同じと感じるんですが

あれは気のせいなんでしょうか・・・