日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【オンライン授業】グループワークを盛り上げたい

日本にいる学生と、日本に渡航できず国内待機組が混在する

クラスでのオンライン授業の空気が重すぎる・・・

 

__ どうしてそんなに受け身なの?? __

日本にいる学生はだいぶ慣れたけど自由に遊びにいける雰囲気じゃないですし

それが入国当初から続いているので

どこにも出かけない、新しい出会いがない、やる気がないの

3段活用・・・・

 

それにも増してかわいそうなのが、なかなか日本に来られない待機組の学生

航空券まで用意していたのに年末、突然の入国禁止で

待機が続いてしまった学生もいます。

 

__ もう、楽しい授業にしようじゃないか __

空気が重すぎるので JLPTの教科書をやめて

ニュースを聞いて、みんなで話し合うという内容にしました。

 

今回は成人式、成人年齢引き下げとからめて

「いつから大人?」「どんな人が大人?」を

グループで自由に話し合ってもらいます。

 

正解を求めているわけじゃなくて、みんなで話し合って

日本語で発表することが目標ですから

自由におしゃべりの延長でやってもらえればと思ったのですが・・・

 

__ まったく盛り上がっていない若者たち __

ブレイクアウトルームを回るとまず、半分がマイクオフ

どういうこと?

全員母語が一緒だから、母語でもいいのに

話しているのは4人中2人みたいな状況・・・

 

一番消極的な人をまとめ係に任命して

みんなで意見を出し合うように指示しても

ボソボソちょっと話しておしまい。

で、いざ発表になるとそこそこちゃんと話す。

 

__ そもそも、協力してっていうことに慣れていないのか? __

日本人の感覚として、グループとして活動することになったら

どうにかその場を有意義にしようと、誰かが話しだしたり

リーダーシップを取る人が現れたり自然とグループで頑張ろう

みたいなところがあります。

就職の試験でもそんなところを見ていると聞いたことがあります。

 

でも、それは日本人だけなのかもしれません。

私の勝手な思い込みなのかもしれません。

 

__ 改善点 __

だから次からはこうしたいと思います。

まず、人数は3人。

4人になってしまうなら2人と2人

 

グループを作ったらそのグループのアイスブレイクになる

活動をまずはいれる。時間は短く。

 

そして、最初は簡単な課題をする。

答えがあるものを、グループで考える。

 

そして最後に正解がない課題を出して

グループで考える、知恵を出し合うという

共同作業にする。

 

 

よし、あの人たちを盛り上げるよ!

がんばるぞ