日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっと考えたこと】年に2回しかないあれ

出ましたね。JLPTの結果が。

学生はもうめちゃくちゃ緊張して結果を見るんでしょうね。

分かります。私も日本語教育能力検定試験の結果を

受け取る時は死ぬほど緊張しましたから。

封筒の様子で合否がわかるので

ポストの前でガッツポーズでしたよ。

 

合格した人、不合格だった人の顔ぶれを見てみると

まあ、大体うんうん、そうだね。という感じ。

ひとつ言えることは「しゃべれる」と

「JLPTで合格する」はまったくとは言わないまでも

全然別物だなあと感じます。

 

__ 合格した人 __

まさにゴリゴリ勉強した人ではないでしょうか。

普段の提出物や、ノートの書き方を見ていれば

学生がどのくらい真剣にやっているかわかります。

やっている学生のノートは気迫が違います。

ゴリゴリ勉強しているのがよくわかります。

 

しかし、この「ゴリゴリ」が難しいところ。

人によって違います。

だから教師はこの「ゴリゴリ」の仕方を教えなければいけません。

 

__ でもちょっと待って __

勉強の仕方は人それぞれ、書いて覚える人

読んで覚える人、じーーっと見て覚える人

だから一概に勉強の仕方は教えられません。

 

学生にはそれぞれ、ここまでで確立してきたやり方ってものがあります。

それで、今、ここ日本に来ているわけですから

それなりに自信もあるはずです。

だからそこは否定しちゃいけないなあと気をつけています。

 

__ じゃあ、どうする __

私は「自分の勉強の仕方を日々バージョンアップすることを怠らない」

これが大事だと思っています。

これでいいと思っても違うことも考え

いろんな勉強法を試すんです。まずはやってみるんです

それでダメならしょうがない。

 

私はJLPT前にはあれこれ色々言いました。

間違えた問題は2度と間違えない工夫をする。

トイレに覚えることを貼る

青ペンで記憶する

歩きながら大きな声で言って覚える

難しすぎる問題と真剣に向き合わない。

(N2とかN1になるととんでもない問題があるから)

 

これらは、役に立ったのだろうか・・・

今度の授業で聞いてみたいと思ってます。