【文型】〜を問わず
今日は、ちょっと久しぶりに大撃沈を感じる授業でした。
「〜を問わず」はおしゃべりでも使わなければ
自分で発信することはまずない。
読んで理解できればいい文型だと思います。
だからこそ、しっかり理解できることを目指して授業を
組み立てたつもりでした。
が、しかし・・・
学校で用意されていた宿題のテストに
「いつでも、だれでも、どこでも」を選ぶ問題があったので
そうか、この要素も取り込まないといけないなと思ったんです。
これが混乱の始まりだったのかもしれません。
__ まずは入る名詞を確認 __
「◯◯を問わず」の◯◯に入る部分を確認します。
使われる名詞も限られているので、ここできちんと紹介しました。
昼夜、性別、大小、有無
などの二項対立のもの。
天候、年齢、国籍、時間
など、いろいろパターンがあるもの。
__ 用意した穴あきが失敗のはじまり __
前件やら後件やら練習をした後に
(スポーツの名前)は_______を問わず 誰でも楽しめるスポーツです。
(スポーツの名前)は_______を問わず いつでも楽しめるスポーツです。
(スポーツの名前)は_______を問わず どこでも楽しめるスポーツです。
スポーツの話が好きなクラスなのであれこれ出てきて面白いかなと思って
グループで考えてもらったのですが、むずかしーーーー!の声
理解できたのは3割くらいだったと思います。
これ、逆でしたね。
(スポーツの名前)は年齢を問わず __でも楽しめるスポーツです。
(スポーツの名前)は時間を問わず __でも楽しめるスポーツです。
(スポーツの名前)は場所を問わず __でも楽しめるスポーツです。
こっちにすればよかったと後で後悔。
__ 混乱は続く __
なんとかスポーツの話を終えて、文型の理解を少しでも深めてから
個人化の作業に入ります。
「日本では____を問わず_____」を作ってもらうのですが
日本では昼夜を問わずいつでもラーメンが食べられます。
日本では年齢を問わずだれでも納豆を食べられます
なんていうことを言いたいみたいなんだけど
どうしても
「ラーメンを問わず」「納豆を問わず」
となってしまいます・・・・
うううう・・・・
誰が?いつ?どこで?など質問をすれば正しい文章になおるのですが
その後発表する人も、同じような間違えが繰り返されます・・
ううう・・・・
時間を大幅にオーバーして文法の授業終了。
宿題を見てみたが、全然ダメでした・・・
まじで給料泥棒・・・
凹みます。
こういう文型はとにかくシンプルに
しっかり理解することを念頭において準備だと
改めて反省です。