【経験を積む】みんなの日本語にチャレンジ
養成講座の時はみんなの日本語、略してみん日を
片時も離さず、やれ既習語彙だの、やれ既習文型だのと
その息苦しさにドMの私は喜びさえ感じていました。
いざ、日本語教師として実際に働き始めると
未習語彙バンバン使います。
だって、学生は未習語彙だらけの環境でサバイバルしてますから。
そりゃあ、文型とか大事なところでは気を使いますよ。
普段の指示出しは 1回目は変な日本語教師語を使わないようにしています。
2回目は日本語教師語で話します。
__ みん日との再会 __
前置きが長くなりましたがそんな「みんなの日本語」と
向き合う日が来ました。
オンライン授業で、なんと1課からはじめるというではありませんか!
久しぶりのミラーさん、久しぶりのサントスさんです。
そうだよな、練習Cが一番大切なんだよな。
うんうん、養成講座で死ぬほど繰り返したあのパターンだ。
しかし絵が古い・・・
__ やってて自分がおかしな気持ちになる __
代入練習が、それはもう変な感覚に襲われます。
これは 誰のノートですか?カリナさんのです。
いや、普通の会話やん!
今見返してみるとごくごく普通の会話なんだけど
授業では バリバリの代入感があって、全然面白くなかった・・・
なんで?
__ これ と それ __
「こそあ」はオンラインでは無理!
お互いの画面越しにものを指す時は「それ」を使うようにしてますが
いざ、会話練習になると同じ場所にいないけど
同じ場所にいる会話を展開するから 「これ」と「それ」どちらを
使えばいいかわからなくなります。
画面越しで会話している 時と、
一緒の場にいるという前提をきちんと決めることができなければこれを
クリアに初級の人に教えるのは難しいと思います。
だから、その辺りは修正せずに、質問したり答えたり
楽しいねの雰囲気で進めました。
__ みん日を制してこそ日本語教師というものだ __
あああ!!なんじゃこのゴリゴリの構造シラバスは!と
文句を言うのではなく
この教科書は会話の教科書だ、自分が使いこなせていなだけだ
使いこなすことができれば、私はパワーアップするに違いない!
そう考えて、みん日と向き合ってみようと思いました。
幸い、ネットに情報が溢れている!
よし、がんばろう。