【大反省】聞きたいことがあればしゃべるんだ
なぜ日本語の勉強をしていますか?
その目的は人によって様々
本当にたくさんの理由があります。
ですが、この2つは全員に共通するものだと思います。
・日本語で自分の言いたいことを言える
・日本語で知りたいことを聞ける
N1を勉強していたクラスだけど最後の授業はこの原点に立ち戻ることにしました。
まずはスマホのカメラ機能に関する調査を読みます。
その次に、同じ調査のニュース映像を見ます。
読解と聴解をここで行い、語彙を確認しました。
__ 今日はみんなに話してもらうよ __
自分のスマホの中に写真何枚ある?動画何本ある?
写真の数も、動画の数も千差万別面白いですね。
その中からなんでもいいから一枚選んで紹介します。
「この写真は___の写真です。 ____で撮りました
(その他説明)」
この型を提示して発表してもらいます。
学生から写真を画面共有をして見せるのは難しいようだったので
私に送ってもらって私が画面共有します。
「さあ、写真を選んでね。なんでもいいですよ
面白いもの、びっくりしたもの、綺麗だなあと思ったもの」
どんなに早い子でも2分以上は写真選びに時間がかかりました。
ここは辛抱です。
5分くらいすると全員が写真を選んで送ってくれました。
__ 友達と話す ___
グループに分かれて写真を紹介する練習です。
そして、必ず質問をするように言いました。
みんな渾身の1枚を選んでますから思わず質問したくなる写真たちです。
「質問はありません」と答える人がいました。
質問=分からないことを聞く
と、捉えているから「質問」という単語がよくなかったのかもしれません。
「写真に対してインタビューしましょう」とか
「写真の詳しいことを聞きましょう」とか
__ いざ発表 __
みんなの前で写真について発表します。
日本にいる子は、どこかへ出かけた時の写真を選んでくれました。
まだ国にいる学生はおもしろい写真を選んでくれました。
1-2個質問が出れば、続いて聞きたいことも出てくるんですよね。
色々聞いてくれました。
ああ、もっと早くこういう授業を取り入れていればよかったなあ。
最後の最後は楽しく終わることができました。
ずっと思い空気が続いていたクラスだったのですが
自分の次第でいくらでも変われる、教師はひたすら努力するのみ
大反省した最後の授業でした。