日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【経験を積む】審査員にチャレンジ

卒業を前にスピーチコンテストが行われることになりました。

私は準備などの段階にはまったくタッチせず

当日、審査員としてスピーチ内容を審査することになりました。

 

__ 審査項目 __

審査項目がきちんと用意されています。

日本語として正しいか

発音はどうか?

ジェスチャー、話し方などはどうか?

そして内容はどうか?

 

ふむふむふむ。

 

__ M1の審査員ってすごいな __

やってるうちに段々、なんだかみんな似たりよったりに見えてきます。

そりゃあ、飛び抜けた学生はちゃんと飛び抜けていますが

上の下あたりがもう、なんだかよくわからなくなってくる。

下の下ははっきりわかるからそれも大丈夫。

中間層の優劣がなんだかわからなくなってきます。

 

しかも、発表の順番で、あれ?1番目こんな風につけたけどちょっと違うな

と、戻って点数を書き換えたり。

こんなのM1の審査員では絶対に許されません。っていうかできません。

 

__ 内容にいかに向き合ったか __

内容も一つの項目としてありますが

この内容が一番重要になってきます。

 

なので、内容については自分なりに

よかった点と、悪かった点を見出しておくべきでした。

 

よかった点

自分の興味からはじまり深掘りしている。

なぜそう思うか、自分なりの考えが述べられている。

色々なことを調べてその中から必要なことを自分の言葉述べている。

自分の経験と関連づけた内容があった

 

悪かった点

自分の考えがない。

世の中で言われていることをそのまままとめただけ。

調べたことを次々と話すだけで、内容がつながっていない。

 

__ 審査員による選考 __

ベテランの先生に混ざって意見を言うわけですから

そりゃあもう、緊張します。

自分の言った意見が「っっふ、若いな」みたいな反応になったらどうしよう・・・

ドキドキのアワアワです。

 

1位、2位はすぐに決まります。

問題はそれからです。

意見が割れます。

 

言葉に対する興味を普段の授業の時から持っていて

それが今回のスピーチに繋がったと思う。

と、1人推薦をしました。

勇気がいりました。聞いてもらえて心底安心しました。

 

__ 恐怖の「講評」 __

審査員が最後にしゃべるやつです。

そんなことをこの若造の(おばさんだけど)私がやるんですから

上手なことなんて言えるわけありません。

若造には若造の内容がありますからライトな感じで

講評を述べました。

ふーーー。

 

学生のスピーチの内容をもとに

色々おしゃべりができたら楽しいなあと思うので

しっかりと覚えて次に会った時に会話の(もちろん日本語!)糸口にしたいと思います。