日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ほんの少し成長】みんなの成長を支える仕事

卒業を前に、自分たちで考えたことを「発表」するという

授業がありました。

 

2週間くらいにわたり、調べて、原稿を書いて

読む練習をして、どうやって説明するかを工夫して

グループごとに取り組んできました。

 

__ いざ本番 __

思っていたよりも、観客が多くてびっくり。

そして私が受け持つクラスは上位クラスの発表の後に控えています。

もう、きおくれなんてもんじゃないプレッシャーがかかります。

 

いつも学生たちの前で話している私だって緊張するのに

学生だったらなおのこと緊張マックスであることが容易に想像できます。

 

それでも、全員がひとりずつしっかりと話しました。

練習とは違うものが入ってきちゃったりすることはあったけど

最後までちゃんとやりました。

 

__ 発表後の感動、半端ない __

下位クラスですから日本語は一番上手ではありません。

でも、彼らなりによくがんばったのが伝わってきました。

もう、それだけでめちゃくちゃ感動してしまいました。

 

そして、ウルウルしてしまいます。

上位クラスの自信に満ちた話し方も素晴らしいですが

このクラスの子達はすごく優しい話し方をしていました。

それがすごく素敵なこと。

実際、私もそれはすごく気をつけて指導してきた点だったんです。

 

「みんながいちばんやさしい話し方をしていて

 とってもよかったよ」と褒めたら自分がめっちゃ感動しちゃって

うえ〜〜〜ん。

それを見た学生もウルウル。

 

なんかすごい達成感に満ち溢れた時間でした。

これ、全部オンラインです。

 

3月はお別れやら、なんやら感情が大忙し。

でも、最後は笑顔で別れられるように卒業式では泣きません!