【大失敗】呼び捨てを教える悪い私
聴解の題材で日本人の名字というのがありました。
その中で、名前のアクセントについての記事もありました。
3拍の名前は大部分が 低高高 もしくは 高低低
です。みたいな。感じ。
4拍の名前も紹介があって代表的な名字が列挙されています。
低高高 鈴木、田中、木村、山田
高低低 佐藤、加藤、水野・・・・
この中で、多くの留学生がアクセントを間違えているのが「田中」です。
全部母音が「あ」なので口が大きく開きすぎて
「たな↑ぁかさん」と言います。
まあ、もちろん通じますよ。
呼ばれた本人も変だなと思いながらちゃんと返事すると思います。
でも、名前ですからできれば正確なアクセントで呼びたいものです。
というわけで、練習することにしました。
__ 途中で気が付く私 __
T「田中、田中、田中」
S「田中、田中、田中」
1回で練習せず、3回で練習するのは笈川幸司先生に教わった方法です。
T「鈴木、鈴木、鈴木」
S「鈴木、鈴木、鈴木」
あ。
やばい。
めちゃくちゃ練習しちゃったけど、留学生が人の名前を呼び捨てで
呼ぶことはまずない。
っていうか、やってはいけません。
こんな呼び捨ての練習して、なんてことでしょう。
野蛮にもほどがあります。
__ 素直に謝って修正 __
「ごめんなさい、人の名前は”さん”をつけて練習しましょうね
呼び捨て、さんをつけないで呼ぶことは失礼ですからね」
T「田中さん、田中さん、田中さん」
S「田中さん、田中さん、田中さん」
学生はどう思ったかな。
先生、ちょいちょい途中で気が付くよね
って思い始めているような気がします。