日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっとだけ成長】間違えは価値がある!

1年前に比べたら学生の間違いに動揺しなくなったかもしれません。

でも、まだまだです。

この先生には間違えたことを言っても大丈夫という

雰囲気?オーラ?信頼感?みたいなものをバンバン出したいです。

 

オンラインだとことさらに難しいです。

学生が勇気を出してマイクをONにして発言したものが

間違っている時。

ああ、もう2度と発言したくないと思ってほしくないから

間違いを価値のあるものに仕立て上げる技術が必要なんですよね。

 

今日は 「◯◯を投げる」を考えてもらいました。

球を投げる、ボールを投げる、石を投げる・・・

ゴミを投げる ???

 

__ ゴミを投げる じゃなくて 捨てるです __

これだけで終わったら学生はもうシュンとしちゃいますよね。

あ、間違えた。違うんだ。

これ間違える理由はわかるんです。中国語のゴミを捨てるが投げるみたいな

動詞を使うんですよ。だからですよね。きっと。

 

ゴミを投げるは言わないけど「ゴミを投げ捨てる」という言葉はありますよ。

捨てるとどう違うと思う?

いいこと?悪いこと?

だめですよね。ゴミ箱じゃないところにゴミを投げ捨てるダメですよね。

 

◯◯さんのおかげで、

クラスのみんなが新しい言葉を覚えることができました。

どうもありがとうございます。

感謝感謝と心の中で言って爽やかに切り上げました。

 

我ながら5月の風のように爽やかな仕上がり。

これからもどんどん私の前で間違えてくれたら

今日のこの内容は正解だったと思うことにしたいと思います。