【文型】〜場合は
養成講座では未習語彙の徹底コントロールを
厳しく言われました。
教師は学生が習っていない言葉を絶対に使わない。
これとても大切ですが、ある程度のレベル(このある程度が難しいんですが)
語彙コントロールはしないでください。
と担任の先生から言われたりします。
そりゃあそうですよ、彼らが生きている世界は普通の日本ですから。
コントロールなんてまったくされていません。
それでも自分がわかる言葉と流れでなんとか予測して理解する力も必要になります。
日本語教師デビューあるあるですが デビュー後
初級を教えず、初中級以上を担当することがよくあります。
私もその1人でした。
なので語彙コントロールにそれほど真剣になっていませんでした。
そもそも、初級で習う文型を知らない
本当にお恥ずかしい話ですが、初級いわゆるみんなの日本語で
扱う文型を全部把握していませんでした。
ええ?これも文型なの?とか新鮮な驚きがあるんです。
はい、すみません。申し訳ありません。
というわけで、私の語彙コントロール意識は極めて低い状態でした。
文型の意味説明でその文型を使っちゃうあるある
文型の意味確認でやっちゃうあれです。
「〜のに」どんな気持ちですか??
そうですよね、勉強したのに(強調して発音している自分)テストができなかった
ですよね。
って、説明になってないやん!
今日教えた「〜場合は」でも、「場合」連発している自分に突然気がつきます。
T:場合は の前はなんですか?・・・動詞
T:形は?? 辞書形、ナイ形、タ形
T:動詞の他には???・・・イ形用詞、ナ形用詞
T:他は?・・・名詞
T:名詞の場合は???? N の のがつきますね。
って、思いっきり場合言ってるやん!!!
接続を間違えた場合も(まただ!)
T:もうしました。場合は???
T:形容詞の場合は?
T:その場合は?
もーーーーー!導入より使ってるやん!!!
ごめんなさい!!
もう みんなの日本語45課以前では「場合は」絶対に使いません!!!