日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【会話練習】レジで袋を断る

学生が夢と一緒に、日本に留学してきたものの

バイトをしなかった場合、日本語を話すのは

学校だけという状況になりかねない・・

特に、今は緊急事態宣言中なので

積極的に外に出ていきましょうとも言えない。

 

それならば、日本語を話す少ないチャンスに

自信を持って挑もう!

日常で遭遇する数少ない日本語会話の練習を

考えながら徹底的にやることに。

 

コンビニやスーパーのレジにて

「袋は入りますか?」

これには、彼らはこんな言葉で答えてました。

 『結構です』『大丈夫です』

 

これ、微妙ですよね・・

結構です って言い方によってはきつく聞こえることもあるし

大丈夫です これまた微妙じゃないですか?

袋がなくても大丈夫です なのか

袋、お金かかっても大丈夫です なのか・・・

学生からも

「大丈夫ですかは、合ってますか?」と聞かれました。

彼はうっすらこの言葉の曖昧さに気がついているのかな。

 

袋が有料になったこのご時世、きちんと断るのも

店員さんへの気遣いだと思うので

「いらないです」とはっきり言ってもいいと思います。

大丈夫です、結構ですの場合は特に

ジェスチャーをつけることを私からは提案しました。

 

そして、温めますか?

お箸とスプーンは?

これらに対する答えも練習。

お箸は 1膳、2膳と数えることも忘れずに。

 

ちなみに、レジの他にも

牛丼屋、タピオカ屋と練習しました。

汁だくやら、サイズやら、甘さ調整やら

たくさんの表現を整理しながら練習

 

そして宿題は、来週までに

日本人としゃべること。

来週が楽しみです。