日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【文型】〜んです

マンツーマンレッスンでの出来事です。

かなり話せるのですが

先日、日本に旅行して、「全然聞き取れなかった・・・」

と意気消沈していました。

 

丁寧体ばかり練習していたから 普通体が全然わかりません。

でも日本人はみんな普通体で話しています。

みたいなことを言って嘆いていました。

 

一瞬、じゃあ、私たち友達ってことにして

カジュアルに話すことにしよ〜〜

っていうこともありかと考えましたが

いやいや、違う。

しっかりとした大人の女性だからやっぱり

そこまでカジュアルにせずにどうにか活路を見出そうと踏みとどまりました。

 

前置きが長くなりましたが、彼女が言うところの

日本人の言っていることが分からないの原因に

この「〜んです」があると気が付きました。

「泳いだんですか?」が聞き取れない時に気が付きました。

 

そのほかにも「〜てしまう」の縮約形の「〜ちゃう」が入ってくると

さっぱり分からなくなるようです。

「転んじゃったんですね」はもう全然わかりませんでした。

 

そこで、これらを文字にしてみたら

「〜んですか!」だったんですね。と気がついてくれました。

「んですか」と「ですか?」は今まで全部同じでした。と言ってくれました。

 

その後は「んですか」を少し復習

使う場面、意味、ニュアンスなんかを伝えたので

その後は上手に使えるようになっていました。

 

そして気が付きました。

私、30秒に一回くらい「〜んです」を使ってる!!

こりゃ、初級の学生にはわからない。

ティーチャートーク、改めて気をつけます!