日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】まちがえても大丈夫

夏休みが近づいています。

ということで、私の授業で聴解の試験をしました。

もちろんオンラインです。

解答の提出は写真に撮って、その場で送るというやり方です。

その辺はさすがスマホネイティブです。

問題なく提出することができました。

 

そして、採点して驚く。

私が思っていたよりできている人がすごく多いのだ。

考えられる原因は2つ。

1 テストでカンニングした

2 授業の時「わかりません」「聞こえませんでした」と言っていたのが嘘

 

まずカンニング。これは私は違うと思っています。

なぜなら、学生それぞれ私が思っていたレベルより

それぞれちょっとずつ、いい点数を取れているから。

全然ダメだと思っていた学生は半分弱の点数

なんとか ついてきてる学生が8割弱の点数

できると思っていた学生が満点マイナス1くらいの点数

 

そうなると、授業の時の「全然聞こえませんでした」(聞き取れませんでしたの意)

が嘘だったのではないかと思えてきました。

 

私の質問がわからなかった?

いや〜他のクラスではちゃんと答えられてるよ・・・

 

間違えるのが恥ずかしかった?

ああ、これか・・・

またこの問題にぶち当たりました。

 

これはわたし1人だけでどうにかできる問題ではないと思えてきました。

毎日の授業を通したクラスの雰囲気づくりじゃないでしょうか。

まちがえても大丈夫。

間違えたら他の人が助けてあげる。

助けた人が間違えても、笑い飛ばせる雰囲気があればいいんです。

ここは間違えて成長していく場所なんだよ。

 

これははっきりと言わないといけないですね。

「まちがえてもいい」「まちがえないと授業の意味がない」

そしてわたしも、間違えに対してありがたやありがたやの

姿勢を崩さず学生と向き合わなければと反省。

 

よし、テストを返す時に言葉にして伝えます。