日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】「は」と「が」

ポイント20 という教科書を使って

「は」と「が」の復習をしました。

 

初級をしっかり教えた経験がない私にとって

この「は」と「が」は超難関。

「は」と「が」のタイトルを見ただけで震えます。

だから、学生もきっと「は」と「が」と言えば

わーーーきた〜〜って思うよねと思って

「はとが(ハトガ)の使い方を勉強します」と宣言。

 

はい、ここで気がつきます

私は「ハ と ガ」と発音してました。

ここはきっと「ワ と ガ」で言った方が良かったんですよね。

いや、そもそも助詞だけ出しても・・・

助詞を空白にした例文で提示⇨どっちだと思う

⇨今日はこれを勉強します。

の方が良かったと始まってから気がつきます。

 

まず、問題を解いて学生の頭の中をかき乱します。

学生自信が自分の実力を認識してもらう時間です。

その後、ポイントをいくつか確認していきます。

「話者が言いたいことは どっち?」

「疑問視の前は?後は?」

この辺りまでは上手く行くんですが

取り立ての「は」が難関です。

 

そもそも「話題として取り立てたい」なんて表現は難しいので

「この話題を話したいという時」という表現をしました。

 

これは失敗だと思いました。

ちょっと長くなるけど、会話を提示して

「◯◯は」となる例文を出すベキでした。

長いと言っても、3往復とか必要ないですよね。

1往復、2往復で十分。

取り立てるを実際の会話で複数提示するべきでした。

 

ハガ構文は 初級でみっちりやったのか、比較的大丈夫。

複文になった時の

主節は「は」従属説は「が」が 一番わかりにくかったと思います。

従属説なんて言ってもわからないから、詳しく説明する文と言いました。

今まで比較的シンプルに説明できたのに

ここに来て急に文が長くなるので空気が重くなります。

 

文で提示したけれど、同時にイラストでも紹介するべきだったのではと

今では思います。

文を長四角で表現し、その中に「は」と「が」だけ文字を入れる。

そうすれば、もっとクリアにわかったのかもしれません。

 

例文例文と思わず、イラストも時には使って説明するのも

アリかなと今更ながら気がつきました。