【学生いろいろ】ええ?!それ聞き分けた??
養成講座で勉強している時に初めて知ったことのひとつが
母音の無声化でした。
その後、ちょうど日本語教師のエッセイでも書かれていたのを読みました。
「先生
おはようございます と おはようございます
なにが違いますか?」
その時、その先生は???何言ってるの?同じだよね。
という反応しか当時は返せなかったというエピソードが書かれていました。
それです。さいごの「す」の”う”の音がなくなるんですよね。
うんうん、確かになくなります。
何度も言ってみて初めて気がついた感じでした。
そして、先日ゼロ初級の学生が
「おはようございま 」
と、言ってきたんです。
おおおおおお!!!
これは母音の無声化を聞き分けて、さらに「S」の音まで
聞こえなくなってしまったパターンですよね。
なんとまあ耳がいいのでしょう。びっくりしました。
もちろん「おはようございま」ではなく「おはようございまs」ということは
修正しましたよ。
でも、これ、きっと心の中ではモヤモヤしてますよね。
ごめん!聞き分けてくれ。
いつかタイミングを見て、ローマ字で提示して説明します。
耳がいい人で思い出しましたが
学習するときのどの感覚が優位かという分類があるそうです。
耳で聞いて理解する人
目で見て、頭で考えて理解する人
感覚で理解する人
3タイプの人がいると言います。
この3タイプの人に平等に理解してもらえるように授業は準備しなければと
いつも思っていますが、私は目で見て頭で考えて理解する人。
きっとそれが優位になっていると思います。
だからこそ、耳、感覚の人にも理解してもらう授業を準備しなければいけないと
思っています。
その辺りは引き続き勉強です・・・