【笈川先生の褒め方と発音指導の秘訣講座】リピートアフターミー
語学勉強の王道
リピートアフターミー
先生が言います。
それを学生が同じように言います。
はい、これでできるようになったことはなんでしょうか。
先生がたった一回言ったことを、
たった一回口に出して言ってみるだけで
語学習得においてどれだけの進歩があるでしょうか。
笈川先生が問題提起されていました
私も同じことを感じていました。
__ 教師がきもちいい __
これ、自分が教師になってみて気が付きましたが
自分が言った後に学生が言う。
しかも全員だから言えてない人なんてかき消されて
なんとなくみんなちゃんと言えているような感じがします。
次々に発音して、繰り返させて、テンポもいいですし
学生も頭をそんなに使いませんし
なにより常に音がありますから安心感は半端ありません。
言えてますが、使えるようになったかはちょっと不安です。
__ 教師5回 学生5回 __
笈川先生は 教師が5回続けて読んでその後
学生がマイクオフで5回練習。
練習が終わったら発表してもらうという方法を紹介してくれました。
単語はまだしも長いフレーズに関しては
耳で聞き取ったものを自分の口で言うならこのくらいの回数は必要ですよね。
でも、これすごい孤独なんですよ。
1人で5回繰り返すってなかなか根性がいります。
そして、学生が練習している間も笈川先生を真似するならば
一緒にささやくように練習します。
おなじことを10回言うってかなりのもんですよ。
言っていると、これって10回も繰り返すほど大事なものか?
と、自分で自分に疑問が湧いてきます。
それを乗り越えての10回です。
相当な体力と気力を使います。
__ でもやっぱり効果はある __
少しできるクラスだったので3回バージョンをやってみました。
まだ5回やる気力がなかった・・・反省。
それでも発表させると明らかに違いがわかります。
先生に言われた通りマイクオフで3回練習していた学生と
練習していなかった学生の違いは歴然です。
学生本人も気がついたことでしょう。
これを繰り返していけば私はもちろん学生も練習方法に慣れてきて
効果を上げられるような気がしています。
よし、がんばるぞ!