日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【笈川先生の音声指導養成講座】褒めるについて

3回にわたる笈川先生の音声指導養成講座が終わりました。

今までまともに音声指導について考えたことがなかったので

頭の中は大渋滞!!

ひとつずつまとめていかなきゃと思い

3回終わってやっと振り返りです。

 

笈川先生、それはそれは優しいんです!

すごい人数の中国人を相手に音声指導をしている映像とかを

見ていたのでグイグイ引っ張るのかと勝手に想像してましたが

実は 人を褒める天才なんです。

しかもイケボで褒めるんです。

というわけで、今回は褒めるについてのメモです。

 

__ とにかく褒める __

褒めるワードが足りない自分に気がつきます。

先生同士のグループワークで褒め言葉を集めまくりました。

上手になりました。きれいな発音ですね。とても聴きやすかったです。

話すスピードが速くもなく遅くもなく聴きやすかったです。

声がいいですね。聞いていると穏やかな気持ちになりました。

 

そして笈川先生から教わったのが

「日本のアナウンサーみたいですね」「アニメの声優さんみたいですね」

そうなんです。普通の日本人を超えちゃってるじゃん!

すごく素敵!

日本語の勉強が「話せる」という価値から

「日本語を話して人の心を揺さぶる」という価値に

ランクアップしていることを伝えるんです。

いやあ、すごい。

 

介護施設でアルバイトをしている学生にも

伝わればいい日本語からランクアップして

あなたの話す日本語で、お年寄りが癒されたり

元気をもらったりすることがあるということを伝えて

いきたいなあと思いました。

 

__ 褒めて、注意して、また褒めて __

褒めてばかりじゃ、間違いは指摘できません。

しっかりと2つぐらい褒めてその後で、修正点を言います。

これは人へのフィードバックの基本ですよね。

まず褒めてからじゃないと、フィードバックも素直に聞いてもらえません。

そして最後にまた褒める。

 

これはなかなかできないですよ。

でも、やるんです。

発音に限らずですよね。

これはもう、今日から実践です。

 

しっかりと褒められる、厳しい先生になりたいなあと思っています。

がんばるぞ。