日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大失敗】完璧にできるのは簡単すぎるから、もっとハードルを上げるべきだった

今日は前件と後件をペアで仕上げるという文作をやってみることにしました。

まずペアを決めます。こればかりは2人がいいです。3人はダメです。

そして AとBとグループを決めます。

ここはしっかりと分けます。

 

まずは同時進行の文型から

〜と同時に、〜最中、〜と一緒に、〜ている時に

これらの文型を使って前件を考えてもらいます。

「まずはAの人だけが書きます。はい、書いてください」

BのひとはもちろんAの人もポカーン

 

いけませんでした・・

今までの授業で前件だけ考えて終わりなんて授業ありませんでしたから

そんな中途半端なことをできるわけがありません。

 

この時点で「後件はBの人が考えます。と説明するか。

まずは、見本をやってみるべきでした。

前件を学生、後件を私がやる。これを何回かやればすぐにわかったでしょう。

大失敗です。

 

なんとか仕組みを理解した学生たちが文を2人で作ります。

同時に起こるものという文型を勉強しているという前提が薄かったのか

「彼氏と一緒に日本に住みたいです」なんていうのが出ていまいました・・

まあ、いいでしょう。

 

お次は前件の変化に伴って後件も変化するやつです

〜とともに、〜につれて、〜にしたがって

今度はAとB、役割を交代します。

2回目なので今度はうまくきました。

 

そしてみんな上手に作ってくれました。

時間とともに愛が深まります。

なんていう文まで出てきてみんな言いたいことをうまく言えていました。

 

が・・・・もうちょっと難しくてもよかったかも

自由に文を作らせたのですがもう少し縛りがあってもよかったかもしれません。

例えば

困ること

悩むこと

嬉しいこと

通じるのであれば「◯◯あるある」

 

できるクラスだからと、できることに安心している場合じゃありません。

レベルを上げるために、表現の幅を広げる勉強をしなければいけないなあと

思った次第です。

 

ちなみに私の場合だと

子どもが大きくなるにつれて反抗的で困っています。

年をとるにつれて目が見えにくくなって悩んでいます。

体重が減るのにしたがって、体脂肪もへってきて嬉しいです(嘘です)

夜遅くなるのにしたがって、目が見えなくなる。(初老あるある)

 

む、む、難しい・・・