【ちょっとだけ成長】目論見と違ってもよゆ〜〜
導入ってそもそもなんですか?
って養成講座の時、先生に聞いた私。
一般の人が使っている「導入」とはちょいと違うことに
気がつき始めたころでした。
教師業界のみならず、保育業界でも使われているみたいですね。
「導入」
「導入する」という言い方はせず名詞で「導入」
「導入何する?」「導入で◯◯やりました」ってな感じで使っているようです。
__ 新人時代の「導入どうしよう」 __
日本語教育の場合、どんな場面でどのように使われるかをはっきり示すのが
導入で一番大切なことです。
なので、まずは「導入どうしよう・・・」で悩みます。
でも、そこはご安心を。
世の中には「導入例」が溢れていますからそれをクラスに合わせて
アレンジすればOKなんです。
自分で0から考えるなんていうのは愚の骨頂。
恐ろしく思い込みの激しい導入が出来上がるので後で見て
自分でも分からないという事件が起こります。
__ そして目論見とはずれる __
よし、世の中でこすられている導入をクラスに合わせてアレンジして
さあ、授業となるわけですが投げかけてもぜんっぜん違う答えが返ってきたりします。
その話じゃ、今日の文型に使えない・・・アワアワ。
今思えば、どうしてそんなに慌てていたんでしょう。
自分の準備が間違っている感覚に襲われたんでしょうか。
__ 今の私はちがいますよ __
文型に使えない話が出てきても1ミリも慌てず
その子のエピソードトークを聞いたって感じで楽しく聞きます。
2-3質問なんかして雑談風です。
たとえ文型に使えない答えが続いても慌てません。めげません。
なぜなら予習してきている学生はエピソードトーク中に考えています。
この流れの中であの文型をぶち込めるぞと虎視眈々と狙っています。
そして、そんな虎視眈々な学生に話を聞くとずばり今日の文型を
言ってくれたりします。
その時は盛大に褒めます。その例文をしつこく使います。
__ 脇汗40%削減 __
これができるようになると、導入だめだったらどうしよう
すべったらどうしよう。
やべえ、どうしよう。という変な汗やら脇汗が自然と減ります。
これだけで日本語教師のダメージは半減すると言っても過言ではないと思います。
まあ、この先に数々の失敗が待ち受けているのですが・・・
少なくとも学生たちに導入で先生が大汗かいているのを見られず
楽しんでいる姿を見せられるのはプラスだと思っています。