日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっと考えたこと】新人時代に作った教材はゴミ

養成講座を受けている時に作った数々の

絵カードやらフラッシュカード

「うふふ、今作っておけばこの先も使えるぞ」と思っていたら誰かに言われました。

「新人時代に作った資料は全部ゴミ。1年間ゴミを製造し続けることになる。」

 

__ ゴミを整理していた私 __

なんとまあ、失礼な。

でも、新人時代、頭をひねりまくって作った教案たち。

(すぐにオンラインになったので教材はそんなにありません)

主にパワーポイントになるわけですが、それらは授業用に

印刷してそれを保管してありました。

文型分析のノートと、教案、パワーポイント

きちんとセットで順番にファイルしてありました。

だって、もう一度同じことを教える時に役に立つし

何より、さぼれるじゃないですか!

これが時間を生み出す仕事術よ。ってな感じで。

 

__ そして気づく3年目の私 __

2年生を教えるのも2回目ですから、

「この文型教えるの2回目だわ、ラッキー」ということがおこります。

そして今朝、そのパワーポイントを開いてびっくり!

 

しっぬほど、わかりにくい!!

汚い言葉を使うなら

「クッソわかりにくい!」

なんじゃこのゴミみたいなパワーポイントは!!

 

こんな授業してたんですか?私は!!

ごめんなさい、あの時の学生たち。本当にごめんなさい。

 

「あやまっても、彼らはいない、日本語教師

本当にごめんなさい。

 

 

__ でも、これの積み重ねです __

こう言う時、自分ってなんてダメな人間なんだって思うわけです。

もう、人に教えるとか無理なんじゃないかって。

 

でも、このクソ教案を見て何がいけないのか言語化できる自分もいます。

導入がまったく興味をそそらない。

意味の確認がかえってわかりにくい謎の文章。

代入練習がワンパーターンで退屈

結局、この文型どうやって使うの?いつ使うの?それがまったく分からない。

 

それだけでも、少しは成長しているんじゃないでしょうか

いや、成長していますよ。

少しはマシになってますよ。

だから、もっともっとマシになるために今もこうやって

頑張ってるんですよ。

 

日本語教師は自分の未熟さに自分でビックリする刺激の多い

職業です。

心臓の悪い方はご注意ください。