日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【わたしに足りないもの】学生を見る目

自他共に認める前向きな私。

なんでも、かんでもいいように解釈して

人生を突き進んでまいりました。

 

しかし、この前向きな解釈が日本語教師にとって

かなり足かせになっていることに薄々気づいています。

 

学生のいいところを盛大に褒め

間違ったところを なおしてよくなったらその過程を

また盛大に褒める。

私の記憶ではこの良いところしか残っていないんです。

 

クラスミーティングで、学生の話をする時に

ポジティブ情報しか言えない自分がいます。

「こんなことができるようになりました」とか

「面白い会話を作ってました」とか。

 

私に足りないのは

それぞれの学生を見て、今何が足りていないのか

具体的な間違いの共通点や、傾向

それらを観察、分析できていないんです。

 

それができていないということは、それに対処もできないんです。

ああ、ごめんなさい。

 

ざっくり感覚的に 

助詞のまちがいがおおいな〜〜

カタカナがうまく書けないな〜〜

そんなんじゃダメなんです。

 

助詞の間違いは、どういう傾向があるのか

何と間違えているのか。

カタカナの書き方は音がうまく聞き取れていないのか?

それとも、覚え方を間違えているのか?

 

いちいちフィードバックしないまでも

教師として冷静に分析する姿勢が必要だと感じています。

 

さあ明日の授業は

名簿にグイグイあれこれ書き込んで分析するぞ。

オンライン授業はそれが結構やりやすいからね。