日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【経験を積む】代講にチャレンジ

代講、それは担当の先生のお休みにより誰か違う人が

代わって授業をすること。

 

私が働く日本語学校の場合は、メールでどなたか引き受けてくれませんか?と

お願いがあります。

私みたいな新人に毛が生えたような者が立候補するものじゃないので

スルーしていたら

教務主任から直々にお願いのメールが届きました。

 

ええ?私なんかでいいんですか?

と、言いながらお願いされたら、

私みたいな人間にお願いしてくれたことに感謝して

二つ返事で引き受けました。

 

幸いにも、代講するクラスはなんとなく雰囲気が想像できるクラス

過去にやったことあるカテゴリーだったので授業準備は難なくできました。

 

そして、いざ、初めて会う学生の前に(と言ってもオンラインだけど)

これも、新たなクラスを受け持ったりした経験があれば

初めましてでもどうってことないということに気がつきます。

 

軽く全員に自己紹介してもらい、ざっと実力を把握してはじめます。

初めての先生は、刺激的なのでちゃんと聞いてくれるので

その辺はやりやすいんですよね。

 

授業を進めていくなかで

声を出さなかったり、受身の姿勢だったり、カメラにちゃんと写っていなかったり

姿勢が悪かったりしたら、躊躇せず注意。

そうなんです、代講は「嫌われてもいいや」の心理が働くので

悪いことは「悪い」とはっきり言ってあげる事ができるんです。

 

あくびだめですよ!

頰杖だめですよ。

今、何食べたの???

いつもだったら見過ごしてしまうかもしれないことも

注意している自分がいました。

これは大きな発見でした。

 

よし、明日からの担当クラスでも悪いものは悪いとちゃんと言ってあげよう

そうしないと、日本の社会に出てから苦労しますからね。

 

こうやって、厳しさを少しで身につけて

愛想笑いでごまかす日本語教師を卒業したいと思います。