日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】最後にミックスタイムを設けるのを失念

秋から初中級へ移行するクラスで

現在、初級の復習の教科書をやっています。

昨日は敬語でした。

 

初級の授業でも教えたことがあるので

覚えてるよねって感じで進めるわけですが

ちゃんと覚えているわけありません。

今日はうろ覚えの記憶を整理してクリアにするを

テーマに授業を進めました。

後から考えるとそれだけでは足りませんでした。

 

__ まずは尊敬語 __

尊敬語の活用からはじまり

「お◯◯になります」そして特別な形

「いらっしゃいます」などを順を追って復習。

特別な形はみんなよく覚えていました。

 

__ そして謙譲語 __

休憩を挟んで謙譲語。

こちらも「お◯◯します」と

特別な形「拝見します」などを復習。

 

__ ルールも確認 __

そして最後に、目上の人と話す時のルール

欲望を聞いてはいけない「飲みたいですか?」

能力を聞いてはいけない「部長は英語ができますか?」

そしてついついやってしまいがちな

「〜てあげる」を使わない。

これは今日初耳ってくらいの雰囲気でフムフム聞いて

問題もちゃんとできました。

 

__ 運用させる __

そして最後に謙譲語を使って自己紹介

尊敬語を使って職場の上司に質問というのをやったのですが

きちんと場面設定したはずなのに

全然出てこない・・・・

「何か質問」というのがまずハードルが高かったのかな

いきなり世間話的に「部長はテニスをなさいますか?」なんて

話す若者はまずいませんよね。

(この質問新入社員研修の時に叩き込まれてすごくよく覚えてます)

 

__ 尊敬、謙譲、ルールのミックスをやらなかった! __

教科書に問題がなかったからっていうのもあるけど

色々な物を練習したら必ず最後に

それらを混ぜて、どれを使うかを考えさせる時間がないといけません。

やっちまいました。

 

もしかしたら深層心理でわざと忘れていたのかも・・・・

だって、これを最後にやると

もう、グダグダのドロドロになる可能性が高いんですよ。

 

でも、そこは勉強したことだよと堂々と言って

私の授業が悪いわけじゃないとその場は思って進めないといけませんが・・

いや、それは無理。あーーー今日もやっちゃったと思うんですよね。

 

このミックスタイムを制することが大切!

経験あるのみ、がんばります。