日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっと考えたこと】時代の流れとともに

今日、聴解の授業で

電話でテニスコートの予約状況を確認します。

何番を押せばいいですか?という、問題をやりました。

予約は1 予約状況の確認は2 キャンセルは3

みたいな、あれです。

 

ここでふと思うのです。

え?なんで電話?ネットで確認できないの?

教えているのはITの進化がめざましい中国の学生。

スマホネイティブとでもいいましょうか。

そんな学生に、電話して番号押して・・・って

国でやったことあるのかな?と思ってしまいました。

 

以前、授業で留守番電話の聞き取りの問題もやりました。

そうなんです、留守番電話って知ってる??

そもそも留守って、家に誰もいないことですよね?

なんで電話が留守番するの?

出かけるなら持って行かなくちゃ!

電話に出なかったらラインでもショートメッセージでも送っておけばいいじゃんって思いますよね。

 

これは学生たちに聞きました。

まず、留守番電話がついている電話機を見たことある学生は、ほぼいません。

存在を知っている学生はいました。

スマホに留守電機能があっても使っている学生なんて皆無です。

 

教科書はだんだん古くなると言いますが

スマホの登場前と後では、もう全然世界観が違うんですよ。

その辺りを、伝えておかないと学生は問題を聞き取る以前に

ハテナマーク大量噴出します。

 

私が初めてスマホを持ったのは2011年の8月

あれから10年なんですね。

日本ではポケベル⇨PHSガラケースマホと段階を踏んでますが

東南アジアの人たちはいきなりスマホですからね。

感覚が全然違います。

 

ご注意ください!