日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっと考えたこと】教えることは愛

むかし、大尊敬する先生に言われたことがあります。

「教えることは愛なんですよ」

ズキューーーーン!!!

普段から精神論を言う先生なら聞き流すところでしたが

そうじゃないんです、合理的で学びの姿勢が凄まじくて

今までこんなに人を尊敬したことない!って位に

尊敬している先生がおっしゃったんです。

 

そうか、そんな先生が私に教えることを任せてくれたんだから

私はきっと愛があるんだと少なからず自信を持ったことを覚えています。

 

そして、今日本語教師として数々の学生と向き合って思うことは

やっぱり「愛」が大切なんです。

彼らの前に立つ時(オンライン授業だから座っているけど・・)

彼らの前に立つ前(ずっと座りっぱなしだけど・・)

そしてなにより、共に教える先生と関わる時。

すべては学生への愛がベースになると私は信じることにしました。

 

学生がちゃんと授業を受けない、

ちっとも覚えない

全然返事しない。

 

もう嫌になることもたくさんあるけれど、心には愛を

それだけは続けようと思いました。

 

卒業式で先生たちが泣いちゃうのは

不安ながらも愛を抱き、学生に接して苦労してきて

その愛をちゃんと学生が受け止めてくれていたと

実感して泣いちゃうんですよね。

私も卒業式に参加した時、ああちゃんと感じてくれてるんだと実感したのを覚えています。

 

今、オンライン授業でやる気を削がれている先生方!

ぜひ想像してください。

卒業式で彼らから「先生方にはたくさんのことを教えていただきました」

と言われるんです。

その時に、胸を張って、うん、たくさん教えたよ

と自信を持って言える自分になれるようがんばりましょう!