日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】学生を信じる

オンライン授業って、学生もしんどいし

先生だってしんどいです。

反応が薄いクラスで話していると

あれ?もしかして私YouTuber???

みたいな錯覚に陥ります。

 

そんな自分ばっかりしゃべっていてはダメ先生ですね。プププ

 

って、わかってるわ!

 

学生に話させてなんぼなのもわかっています。

しかし、画面の向こうにいる学生が話そうとしてもがいているのか

見えないところで慌ててスマホで調べているのか

はたまた、次の人に当たるのを黙って耐えているのか

分かりかねるんです。

そうこうしている間に他の学生の集中が切れます。

 

教室だったら集中が切れても教室ですから

すぐに復活できますがオンラインはそうはいきません。

 

そんなわけで今日の授業は若干YouTuberっぽいノリでした。

問いかけても誰も返事をしないのです。

JLPTの聴解の授業だったので、答えを投票で教えてもらい正解率は把握できます。

間違いの傾向も分かります。かなり不安な出来でした。

 

これはやばいと思い、担任の先生に相談しました。

すると、「去年のN2の授業もそんな感じだったけど

裏で勉強しているのか意外に合格したんですよ。」とのこと!

言われて私も思い出しました。

 

去年の冬のJLPT対策。 難しい問題で重苦しい雰囲気で授業してたクラスから

何人も合格者が出ました。

 

そうなんです、授業の時にダメでも

学生は他の時間でがんばっているんです。

いや、頑張る子は頑張るんです!!

なんて大切なことを忘れていたんだ!!

 

授業でどんなにダメでもいいんです。

授業でよくなる方法を教えるのが先生。

あとは、自分で頑張る気持ちを持たせる。

それも先生。

 

私は、とにかく授業のクオリティを上げて

いい授業をする。

それだけだ。

反省と、決意です。