日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【聴解】JLPT N2の問題に取り組む

過去問をやってFBという授業を担当しました。

 

過去問を本番と同じように流します。

問題2と3の間にある休憩トラックもちゃんと流します。

そして間違えの多かった問題をFBするというもの。

 

FBはとにかくペアワークです。

3人もしくは2人。

ブレイクアウトに入る前に、時間を相談して決めます。

答えと、その理由、他の答えが違う理由も話すように指示を出します。

 

聴解の問題では、質問の部分でほぼ勝負がついている問題があります。

「男の人は今日の夜・・・・」

「新入生は今日、何を・・・」

このタイプはわざとグダグダと関係ないことを言いまくります。

そんなことに惑わされず、最初の質問に対する答えを拾うことに注力します。

 

即時応答は、言い差し表現がてんこ盛り。

この後、何が繋がると思う?と確認します。

「いつまでゲームやってんだ。」

これらの類はそのまま答えたらいけない表現です。

「寝るまでです」なんて答えたら張り倒されるのはうちの子どもならわかっています。

 

今回の一番難儀だったのは

大学の文化祭で何をやるかを3人の男女があーでもない、こーでもないと話し合うもの。

聞こえませんでした・・・と言っている学生が多かった。

おそらく、その場面を想像できないのかなあと思いました。

 

そんな時は心をフラットにして

とにかく会話の流れにのって聞く。そのためにも聞き取れる語彙が

多くないと難しいですね。

 

分からそうな単語をひとつひとつ確認。

意外に簡単なことばがわからなかったりするので

要注意です。

 

しかも、この会話の締め括りが

「じゃあ、その線で」

どの線だよ!と言う感じですが、これはもう言い方で感じてください!