【教科書「いろどり」を使う】パターン化できてきた。
ゼロ初級のクラスで 「いろどり(入門)」を使っています。
いわゆる構造シラバス、文型積み上げ式の教科書ではなく
機能シラバス、コミュニケーションを重視した教科書です。
できるようになったのかいまいち掴みにくい教科書と思っていましたが
やれば、人間慣れるもので、すごくいい教科書かも!とさえ思えてきました。
__場面確認が超重要__
こういう場面あるよね、出くわすよね、こういう時言うこと決まってるよね。
の場面が提示されます。
4つくらいパターンがあると4つ目がひねりを入れてきても
言語は違えど同じ人間のコミュニケーションですから察しがつきます。
__文型がたくさん隠れてる!__
まとまりで聞いていた会話を、文型を意識して聞きます。
これはみんなよくできる印象です。
「〜と〜」「〜の〜」 たった一文字ですがちゃんと聞き取っています。
「そしてふたつのものを紹介する時なんと言っていましたか?」
「の の働きはどんなものだと思いますか?」
と、その機能を考えさせます。
答えは、彼らの母語で提示します。
__シャドーイングで練習する__
文型を意識して聞いた後で、会話文を聞きます。
今度は自分たちが練習する会話文の音源です。
何度も聞きます。聞いているうちに言いたくなります。
そのタイミングでシャドーイングをします。
シャドーイングは口を開けず、文字は追わず、耳だけで発話
これ、大変だけどこの段階からシャドーイングで練習する癖がつけば
この先、かなりうまくなる予感がします。
__いざ会話練習__
自由演技を促すためには みんなの日本語練習Cのような
やり方がいいのかもしれません。
私は、一つしか提示していなかったのでこれからは
何パターンか用意しようと思います。
そうすることで、2人で練習になった時に
自由演技をする人が出るはずです。
いかに自由演技の人を出せるかが勝負。
がんばっていきたいと思います。