日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【大反省】シャドーイングがだれてきた

シャドーイングを毎日やっているクラスがあります。

結構地道だけど効果あるなあと思ってます。

会話でのフィラーとか、うなづきとかすごく上手くなるんですよね。

 

音をとにかく真似て言う。うまく真似することができなかったものは

ピックアップして口が回るまで徹底的に練習。

それから感情も込めて言う、この時点でもう字を見て読むことはやめてもらいます。

 

そんなシャドーイングもすっかり慣れてきたところで、

なんかちょっとみんなだれてきたんですよね。

 

 __ 音源よりはるかに遅い! __

音源と同じスピードで話せるようにってことで始めてるんですが

発音し始めるのはちゃんとシャドーイングのタイミングだけど

中身がめっちゃ遅い。

これ、改めて音源と同じスピードでできるように練習しよう!と言わなければいけません。

 

__ テキスト見ないで! __

テキストを見ながら発音するとスピードが途端に遅くなります。

見ないで!って言ってるのに見てるのは オンラインの授業でもすぐにわかります。

こら〜〜〜!

 

で、私もいけなかったんですが

シャドーイングの練習は発音の練習みたいな意識がありました。

これリスニングの練習でもあるんですよね。

とにかく耳を鍛えるトレーニング。

 

__ 改めて学生に問う! __

シャドーイングをやると何ができるようになると思う?

そのためには何をする?

何をしない?

自分で考えてもらわないと。

 

コツコツ積み上げているものってたまに、あれ?これなんだっけ?

みたいな振り返りが大事だなと気がついた卒業間近の2年生のクラスでした。