日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっとだけ成長】話せるようになりたいなら、話すしかない。

日本語、どうやったらうまく話せるようになりますか?

これに対する答えが私の中で固まってきました。

「自分で話す」

この1点に尽きるのではないでしょうか。

 

自分の口から日本語をアウトプットせずに上手になるのは

翻訳こんにゃく意外に考えられないとまで思えるようになってきました。

なんか突然自分の中に確信めいたものが湧いてくる瞬間ってあるんですよね。

まあ、しばらくしたら、若気のいたりで変なこと思いついたなあと

恥ずかしく思ったりするんですが、自分の気づきは、大切!うん。

 

そんなわけで自分の口から出す授業をしよう!ということで

やってみました。

 

__ まずは現在のレベルを確認 __

今回は「丁寧にお願いする」という課題の中でやってみたんです。

まずはイラストを見て、こんな時にどうやってお願いする?

と、全員にやってもらって今の実力を把握。

これを、録音してもらえばよかったなあ。反省。

「お忙しいところすみません」なんてフレーズを思い出したように使うのですが

スムーズに言えません、10回くらいつまづきながらなんとか最後まで言えるけど

つなげて言えません。

 

__ 特訓開始 __

さあ、練習するよ。笈川先生に教えていただいた方法でやります。

今回は音源があったのでその音源を繰り返し流しながら練習させます。

マイクオフです。「ちゃんと練習して!言わないと上手になりません!!」

葉っぱをかけます。

 

そして、1人ずつに確認。

短いフレーズなので、マイクオフで練習していた人としていない人の差が歴然!

練習してなかった人は、「他の人が発表している間練習してください」と一回突き放す。

そして、全員の発表が終わったところで、もう一度やってもらいます。

 

突き放された学生も、さすがにやばいと思ったのかちゃんと練習していたようで

上手に言えてました。

そこで盛大に褒めます。

内心、「ね、練習すればできるでしょ」のドヤ顔が出てます。

 

今回は3つのフレーズをやりました。

学生たちには3つくらいがちょうどよかったかもしれません。

笈川先生の授業では発音を直したいという学生がその意気込みで参加しているので

たくさんできると思いますが

いつもは受け身で受けている授業で突然ガンガン喋らされたら

この位の量が、体力気力共に限界のようです。

 

__ そして、運用の時間がなくなる __

最後に、練習したフレーズを使える活動を予定していましたが

時間切れのため、断念。

いけません、時間管理がなってません。

でも、最後に練習した時には明らかに最初よりはうまくなっていました。

本人たちもその実感があったんじゃないかな。

この実感を積み重ねていってもらいたいなあ。

来週も、ガンガン喋らせるから覚悟しておいてね!