【ほんの少し成長】授業準備は入念に
授業準備は入念にと言っても
文型分析を入念にという話ではなく
その他もろもろの準備のことです。
授業当日の前に準備することは意外にたくさんあります。
単語の授業をどう進めるのか。
漢字の授業をどう進めるのか。
いよいよ文法、これは教案を作りこむ。
そしてその他読解やら聴解の準備。
そのほかクラスによってはシャドーイングをやったり
会話をやったり。それらをスムーズに進行させる準備です。
これらの教材を準備したら当日はデスクトップに出してすぐに出せる状態にしておきます。
出しておいても、探す時間は何秒かあります。
これ、教師が一番かっこ悪い時間だなあと思っています。
たまにうっかり閉じてしまっていて慌てて探して開くことがあります。
学生に見られている中で、パソコン画面を見つめながら目がキョロキョロ
カチカチって音と共にファイルを探している・・・
かっこ悪い・・
この先生大丈夫?って気さえします。
あと、これはどうしようもないかと諦めているのですが
ブレイクアウトルームのグループ分の時間がなんともかっこ悪いですよね。
学生は慣れたもんで、のんびり待っていますが、
あまり褒められたものではないなあと。
分けながら、「時間何分ぐらい必要ですか?(相談)」「何をしますか?(課題の確認)」
「◯◯さんと◯◯さん一緒ですよ〜(軽い事前予告)」
こんなトークをしながら鬼の形相でグループ分けします。
こればかりは事前に準備ができないので本当にいつも困っています。
それから、オンライン授業の一番いいところだと思っているのが
教師がホワイトボードに書いている間の待ち時間がないことだと
思っています。
事前にパワポで準備して見せるのがスマートでいいなあと思っています。
ホワイトボードに打ちながらというのもいいですが
それは学生の作った文を聞き取って書く時とかにしています。
学生が、「私の発音、先生にはこう聞こえるんだ・・」って
思ってもらえるかなあとも思っています。
そして最後に一番かっこ悪いのは
作成したテストの答えの設定が間違っていること。
こればかりはケアレスミスによるものなので、
学生のやる気にもつながるので入念に回答の設定を再確認。
オンラインならではの苦労です。
段取り8割なんて言葉がありますが
入念な段取りが、授業当日の心の余裕を作り
学生と正々堂々と向き合える気がします。
これからも、慣れてきたからと慢心せずしっかり準備したいと思います。