日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【文型】〜うちに:今日も大失敗

熱々ラーメンの写真を見せて

「冷めないうちに食べてくださいね」

アイスがドロドロに溶けた写真を見せて

「溶けないうちに たべてくださいね」

で、導入。

 

__ 「〜ないうちに」の登場が早すぎたか? __

教科書では「〜うちに」「〜ないうちに」と項目が分かれていました。

他の教科書では「〜の間に」と「〜していたら後から自然と◯◯した」で

項目が分かれていました。

「花が咲いているうちに写真を撮ろう」と

「毎日会っているうちに好きになってしまった」

教科書によって分け方違って混乱した末に

私は「〜ないうちに」を早い段階で提示しました。

 

__ 「〜ないうちに」の練習が少なすぎた! ___

代入練習は「〜うちに」「〜ないうちに」をしっかり両方やりました。

後件埋めがどういうわけか「〜うちに」しかやらなかったんです。

なんで?準備の段階でまったく気付いてない。今、気づきました。

前件埋めで、ようやく「〜ないうちに」が登場。

しかし、私の思惑とは裏腹に

みんな強固なまでに「〜ないうちに」を使わずに表現します。

私の例文の設定が甘かった・・・

 

__ そして会話で間違える __

最後の会話練習です。

卒業後の進路について、先輩と話すという設定です。

先輩は経験者ですから「〜うちに◯◯した方がいいよ」などアドバイスをする

というものです。

見事に『卒業しないうちに◯◯するといい』と言われてしまいました。

 

__ 「〜ない」が続いて「〜ないうちに」 __

ないが続いている状態であることをもっと説明するべきでした。

「雨が降らない」「会わない」「知らない」「気づかない」

使う単語は限られているんですよね。

卒業は、これから未来に起こることで続いていることではないですからね。

その場で説明したけれど、理解してくれたか・・・

ちょっと心配です。

 

この失敗を自分で分析するのにすごく時間がかかった・・・

ブログありがたや。ありがたや。