日本語教師の日記

忘れてしまいたいけど、忘れたら成長できないので恥を忍んで書く日記

【ちょっと考えたこと】自分の親に感謝すること

新しく受け持つことになったクラスの中に

おそろしく反応の薄いクラスがあります。

日本語のレベルの問題ではないんです。

 

異国にやってきて、さあ、その国の言葉を話せるようになろう!

というのが日本語学校の留学生のはずです。

しかしながら、どういうわけか日本語を口にしません。

会話の練習をしてねと言っても ボソボソと一通り読んで終わり。

授業も腕組みしてじっくり聴き入る感じです。

 

他のクラスだったらドッカンドッカン受けるものも

このクラスだとドンズベリ。

これは授業を面白くするとかいうレベルではありません。

 

一生懸命準備したのに、私まさに孤軍奮闘やんけ・・・

もう、泣いちゃう。

もう、こんな仕事やってらんねええ!!となりそうなところですが

私はどういうわけか、体の中から元気が湧いてきます。

この元気の泉は一体なんなのか?ちょっと考えてしまいました。

 

思えば、いつでも元気な人でした

卒業アルバムや、会社を退職するときのメッセージなどを

見返してみると8割方このメッセージが書いてありました。

 

「いつも元気な・・・」「そのパワフルさを生かして・・」

「いつも明るく元気な・・・」

 

そうなんです。私は生まれついて元気な人だったんです。

これは日本語教師としてものすごいアドバンテージです。

もちろん、元気な先生ばっかりじゃ学生が疲れてしまいますから

その辺りは学校側がうまくバランスを取ってくれます。

でも、少なくとも場を温めること、いわゆる前座みたいなことはできるはずなんです。

 

この元気はどこから?

昔から元気だった。これは今の私に取って本当に本当に財産です。

この元気さは親の影響だと思っています。

特にすばらしく栄養バランスの取れた食事で育てられたわけでも

ないんですが元気です。

 

それはきっと親がとやかくうるさく言わず

本当に自由にさせてくれたからだと思っています。

自分のやりたいことをやり、自由きままに大人になりました。

女の子だから勉強は言われなくてもちゃんとやりました。

大人になった時にそれなりに苦労もありましたが

そこから学んでも十分に間に合います。

 

おかげで、私の体の中には元気貯金が半端なくあります。

今は元気貯金の利子だけで生活していけるレベルです。

 

感謝感謝なのです。

 

じゃあ、自分はどうなのよ

親に育てられたようにしか自分の子を育てられない

なんて話はよく聞きますが、これ違いますね。

ガミガミ、ブツブツ言ってます。

自由とは程遠い、お母さん独裁国家です。

 

深く反省・・・・

お母さん独裁国家は、今日をもって終了です。

独裁お母さんの失脚です。

 

お母さんは日本語教師としてパワーを割くことにします。