【教室活動】ミニホワイトボードを使った授業
教室に置いてあるミニホワイトボードはとても便利です。
ミニホワイトボードがあるクラスは必ず使うようにしています。
教室の前にある、本来のホワイトボードに貼ることができるので
書けたら全員のボードをを貼ってもらって
みんなで間違えを直すことができます。
今回はそのミニホワイトボードを使って
予測する文章を書くという活動をしました。
王さんは試験に合格する_____。
ほぼ100%に近い可能性で合格する時は?
じゃあ、10%くらいの時は???
みんなから出てきた表現を板書します。
ここでは敢えてランダムに書き殴ります。
な〜〜〜んだ簡単じゃん!という空気を打ち破るように
この言葉も一緒に使ってください。
絶対に、きっと、多分、もしかすると、もしかしたら、ひょっとすると・・・
ザワザワザワ
あれあれあれ?どの文末と使うんだっけ???という空気が流れます。
グループで4つ文を作ってください!
では、これらの表現を使って、1グループで4つ文を作ってください。
1つのホワイトボードに1文を書きます。
それを可能性が高い方から順に、上から並べて貼ってください。
私は黒板の一番右側に目盛を書きます。
「可能性」と書いて一番上が100% その下が99%
一番下は0%です。
各グループが縦にミニホワイトボードを貼ることになります。
この指示、簡単には通りません。
クラスの10%位の子は「明日は雨がふるはずだ」とか全然関係ないことを書きます。
文章は全員「王さんは試験に合格する____。」ですよ!!
グループ活動なので流石に仲間が教えてくれるのでどうにか修正。
でも、実際に確率の高さ低さを表現して並べようとなるまで時間がかかりました。
4人でうまく作れない場合は、一番可能性が高い文章と低い文章をまず考えてもらいます。
それができてから、真ん中の二つを考えてもらいます。
そう簡単には順位付けできません。
真ん中の二つは、簡単に判断できないものもありました。
ならば、最初から3文でもよかったのか?
いや、でもこの真ん中の二つを考える時がみんな頭を抱えて
考え込んでいたからそれなりに刺激があってよかったのかもしれません。
並べた順番についてはみんなで答え合わせ。
これだ!ってはっきり並べられるものでもないってことが
分かりました・・・ややモヤモヤ
ウルトラ技を使うグループが現れます
理系の人が多いクラスだからか
まず、可能性を数字で設定してその文章を書いていきます。
文章だけじゃ足りないと思ったのか
王さんは毎日夜遅くまで勉強しているので、絶対に合格するはずだ。
からはじまり
王さんは毎日2時間位勉強しているので、きっと合格するだろう。
王さんは毎日30分しか勉強していないので、合格しないかもしれない。
と、数値を出して具体性を持たせるグループが現れます。
これはみんなも納得です。
さすがだなあと思えた瞬間でした。
それなりに時間もかかってしまったけど
並んだミニホワイトボードを見ている学生たちの目はなんだかキラキラして
見えました。
今度はもっと楽しい例文にしよう。
◯◯さんと◯◯さんは結婚する____。
とかね。